Chapter 4. ヒロでの生活 2.
医療・保険・教育

  1. 医療
    一般医、歯科、眼科、産婦人科、小児科それぞれにホームドクターが 要る。歯科などの予約は1年後まで一杯のこともある。
    ホームドクターの変更は可能。
    AIU保険はヒロでも使える。 (佐々木:1995-03のヒロ聞き取り調査)。

    ハワイでは、医師の元へ紹介なく直接受診に出かけるケースはほとんどない。 一般には家庭でホームドクターを決め、健康管理の一切を相談する。専門外の 場合や入院の必要のある場合などは、医師がメンバーになっている大病院を 紹介してくれる。診察を受ける際は、予約の電話が必要となる。
    ハワイ最大手の健康保険は、HMSA ( Hawaii Medical Service Association ) で、個人向けにプランが用意されている。資格条件は、法律で認めら れたハワイの住人として続けて6カ月を経過した者とその家族が対象となる。

      HMSA Center:Community Marketing and Sales
      P.O.Box860 Honolulu,Hawaii 96808-0860

    HMSA のパンフレットによると、ハワイ州の平均入院費用は1日当 り次の様になっている。

    宿泊及び食事費用 $ 623.00
    基礎的医療サービス $1693.00
    計(1日当り) $2316.00

     保険料は下記の通り。なお、処方薬、眼科、歯科については、一般医療保険とは 別になっている。     
    区分 医療 処方薬 眼科 歯科
    本人1人  $135.54  $65.58  $9.18  $66.24  $547.62
    夫婦2人  $271.08  $43.72  $6.12  $44.16  $365.08
    家族3人以上  $406.62  $65.58  $9.81  $66.24  $547.62

    保障範囲は、医療、処方薬、眼科については、概ね8割、歯科については概ね 7割となっている。(ハワイ観測所事務準備室:1997-01)

    ですが、このほかにヒロ−ホノルル往復の飛行機代、タクシ代などがかかります。 (親同伴でしょう)。

    1. 本学園の目的
      1. 日本の学校に就学を予定する子供を教育する
      2. 日本語の学習を希望する日本の義務教育学齢期の子供を教育する
      3. 日米双方の文化を尊重する国際性豊かな子供を育成する
    2. 本学園の特色
      1. 財団法人ハワイ日本人学校の運営による土曜日のみの私立の補習校で、 義務教育の学校ではない。したがって義務教育終了の資格は当校では得られ ない
      2. 財団の運営規定は「財団法人ハワイ日本人学校規約」に定められている
      3. 本校の運営は、教職員の他、保護者や協力者のボランティアに支えられ ている。財団理事会・父母会等は、本校運営上、大きな位置を占めている
      4. 文部省検定の教科書を使用し、教科としては国語・算数(数学)・社会 の指導をしている
      5. 日本帰国後の円滑な編入学に備え必要な教育、及び日本の生活文化を理 解させる教育を行っている
      6. 地域の実情・子供の実態に合わせて、コース別指導をしている(設置 コースは、ジャパンスタンダードコース及びレインボースタンダードコース)
      7. 日本語環境を整え、就学前指導をするため、幼稚部を設置している
      8. 授業日が限定されているので、家庭学習・通信教育の奨励・図書室の利 用等により教育の効果があがるよう、家庭の協力を前提として運営している
    3. 入学・在学(入学資格・在学資格・入学手続き)
      1. 入学資格・在学資格
        レインボー学園への入学は、下記を基準にして許可される
        • 財団法人ハワイ日本人学校の会員の子女であること
        • 該当学年にふさわしい日本語力を有し、入学面接テストに合格すること
        • 親、或いは、法的保護者(Legal Guardian)がハワイ州在住のこと。但し、 オアフ島以外に在住する法的保護者の場合には、オアフ島において別途保護 者をたてる必要がある
        • 保護者も子女も本校の規則を守り、学校運営に強調できるものであること
        • 一定期間(6ヶ月以上)の就学が見込める子女であること
        • レインボー学園は、入学希望者に対して人種・肌色・国籍・民族等の違い を理由に差別をしない
      2. 入学手続き
        • 入学願書に保護者が記入し、その他の必要書類とともに学校事務所に持 参・提出する(郵送不可)
        • 必要書類
          • 入学願書
          • 出生を証明するもの(パスポートのコピー可)
            (※渡航前に、海外子女教育振興財団で教育相談を受け、必要な 教科書類も持参していること)
        • 面接、テストを経て、上記1の入学資格に該当すると認定されたら、次 の手続きをする
          1. 必要書類の記入、提出(必要書類については 次頁に記載)
          2. 年会費、入学金、授業料、教材費、父母会費の納入(本要覧の 諸費用の頁参照)
        • 以上の手続きの完了により、入学許可となる
            入学期日は、4月の第一土曜日、或いは、入学手続き完了次第 となる
            幼稚部さくら組は、定員制のため、面接テストに合格してもウェイ ティングになることもある
    4. 相当期間、現地校のみの学習をしてきた者の入学手続き
      • 日本から渡航した場合の手続きに準じる
      • 日本語を話し、入学を希望する学年相応の日本語力を有することが前提 となる
  2. 主な提出書類
    1. 財団法人ハワイ日本人学校入会申込書
      1. 法人会員入会申込書(法人に所属する家庭を単位とする)
          保護者の所属する企業がすでに会員である場合は、入会申込書 は不要となり、代わりに法人会員追加家族届けを提出する
      2. 個人会員入会申込書(一家族を単位とする)
      3. 賛助会員(通学子女を持たない)
    2. レインボー学園保護者同意書
    3. 医療処置と校外活動参加の許可書
    4. 家庭環境調査表

      ※四歳児(さくら組)は、ハワイ州の規定により、さらに下記の英文の書類 が必要
      • Pupil's Health Form
  3. 諸費用
  4. 教育課程
  5. 規則(一部抜粋)
  6. 在籍者数 Table(15KB)

  • 語学研修(家族、子供:英語、日本語)

  • 成人クラス
    ヒロ・コミュニティ・アダルトスクールのESLクラスは、ヒロ市主催の 無料の英会話クラス。月〜木曜日、初級クラスは8:15am〜10:15 am,中級クラスは10:30am〜12:30pm。テキスト代のみ、自 分で支払う。これに参加するにも、ツベルクリン検査を受けなくてはならな い。ただし、日本人の大人はほぼ陽性なので、レントゲン検査を受けたい旨 を保健所に申し出ればツベルクリンは受けなくてもよいようだ(受けるだけ 無駄なので)。(吉田:Hilo Web:1996)

    遠藤さんから成人クラスの案内2つが送られて来ています(1995-06)。

  • ヒロでも利用できる日本語通信教育(「塾」)

  • その他


    updated: 1997-02-01 by T. Sasaki : hg_4-2.htm