2009-09-17 OAO 作業報告 参加者:小矢野、野口、佐々木、吉田 1. ニュートン副鏡セル内あそび調査 1.1 ニュートン副鏡を取り付け座から外す。 振ってみてもガタガタしていない。 1.2 radial 固定座(パッド) #1,#2,#3 を外す。 ガラスとセルとの隙間は、2-3mm。 固定座(パッド)の材質は、鉛(Lead)。 1.3 パッド厚みとガラスまでの隙間の測定 #1 #2 #3 パッド厚み 9.50 9.15 9.70 ガラスまでの隙間 9.15 8.98 9.88 上記2測定の差 +0.35 +0.17 -0.18 1.4 Kottamia 用にはパッド材として、テフロン板(厚さ1-2mm)を 岡山で購入して用意する(担当小矢野)。 1.5 固定座(パッド)の枠を斜鏡ガラスに記すために、鉛筆を用意する。 岡山はけがき針で記している。 1.6 Kottamia 74のニュートン斜鏡裏面の3点固定座にもテフロン板を貼り付ける。 1.7 ニュートン斜鏡据え置き座用の木材を切り出して、Kottamia に持参する(担当小矢野)。 3本足の寸法: 長さ1400mm、φ44mm 2. カセ・バッフル設計 2.1 Kottamia で測定する。 2.2 CsII 用のCs buffle を設計するか、Focal reducer 込みの buffle を設計するか後日決定する。 3. ドームフラットシステム調査 ソリックスクリーンを使用している。 スライドプロジェクター用光源(スライド挿入部分を外して)を使用している。 最新カタログ、価格を別途調査する。 4. バランスウエートの実測 岡山にあるバランスを測定した。ばらつきが10%ほどある。 11.6kg, 10.8kg, 10.8kg, 10.3kg, 13.6kg, 13.3kg 測定秤:公称精度?g のデジタル式を使用。 5. ドライアイススノーによる鏡面清掃調査 シリンダーノズルの径は、インチ系で世界標準?か確認のこと。 6. 副鏡スパイダーの撓み測定 Cd 副鏡のスパイダー部分で、鏡筒と副鏡間の距離を望遠鏡クランプを返してその前後で測定。 クランプ西 クランプ東 北側(上側) 北側(下側) クランプ前後の差(上側 - 下側) 794.8 mm 793.2 1.4mm 794.6 793.2 794.6 南側(下側) 南側(上側) 843.0 mm 843.5 0.5mm 843.0 843.5 撓みはあり、クランプ前後で約1mmずれている。 7. そのほか 7.1 引っ掛けレンチを岡山で購入し持参する(担当小矢野)。 その情報(引っ掛けレンチ品名とAxial Support 部の写真)を佐々木から小矢野さんに渡す。 Axial Support 部の写真を見て、隙間があれば2重のツールも購入可能。 安全のために、1重のツールを4セット、もし2重のツールが使用可能であれば、 2重のツールを2セット購入する。 7.2 デジタルノギス(測定長200mm)を購入して Kottamia に持って行く。 その使用電池の予備も購入して持参する(担当小矢野)。 7.3 前回 Kottamia に持参したツール用の電池は予備を持参する(担当佐々木)。 7.4 前回持参しきれなかったウエス、軍手を持参する(担当野口)。 7.5 Axial Support Limiter 部の加工をするツールを選定し、購入して持参する(野口、小矢野、佐々木で協議)。