2003/2/25@LaSilla Mr.Percy Glaves and Mr. Jorge Ibsen ・ラシヤ紹介  100人のスタッフが2シフト、同時に60人程度がLSで働いている  Admin, Lodging, Restaurantスタッフは La Serena で採用  Tech, SupportScientist, Engineerスタッフは SanChiago で採用か国際採用  20-24 人が週末でも働いている ・観測モード  サービス観測は Support Astronomers が実施  NTTでは20-25%の観測がサービスモードで行われている  2.2mではほぼ100%サービス観測  リモート観測は3.6m CAT(Coude Auxiliary Tel)実施していたが現在は閉鎖  NTT はリモート観測機能があったが、最新版のソフトでは実装されていない。  サービス観測はガルヒンでキューが作られ、ラシヤで実行される  サービス観測の最終判断(どの観測を選択するのか)は現地判断 ・ソフトメンバーはいつも忙しい 人員:12−20 6ソフトウェアエンジニア(予算があれば8−10人にしたい) 3システムADM 2Database 1Boss 以外にメカニクス12人  in LaSilla:Comissioning and Development : 70% Maintenance : 30%   cf. Maintenance : 100% at Paranall  ガルヒンから装置の開発、立ち上げのヘルプでソフトの人が来る  VLTソフトの開発をラシヤでも手伝う  ラシヤの装置はラシヤで開発される  VLT 用HW、SWはNTTで2001/2年に1年間テストされ、VLTで使われた。 ・装置開発  1から2個の装置ソフトをLSで1年に開発する  通常1装置2年の開発期間、Timmi2は6ヶ月でソフトは開発された  装置ソフトを所外で開発するのはお勧めできないが、観測所のソフトエンジニア (ローカルエキスパート)が初期の段階から加わっていればうまくいく。  Waterfallモデル(丸投げ:開発してデリバーし、開発者が居なくなること)は駄目。 プロトタイピング等で観測所の人間が中に入り込むこと パネレータ(GUIビルダー;Tcl/Tk 上)があり、用いられている。  CCS(Common Control Software)は年に2回リリース。 ラシヤでは2回目の物を使う  1GB Ethernet 上で XWindow をとばして観測は行われる ・望遠鏡情報  3.6m望遠鏡のベストシーイングサイズは0.6−0.7秒  蒸着は2年に1回  フラットフィールド用のスクリーン(シネマスクリーン)を使っている  現在14望遠鏡のうち、6望遠鏡が稼働中(3.6m、NTT,2.2m、1.5m、 1.5m、望遠鏡)  新規集中コントロール室から2ヶ月で3.6m望遠鏡のコントロールが出来るようになる  XMLは現在使われていないが、ALMAで使われるであろう  ACE(Adaptive Communication EnvironmentとTAO(The ACE Objects)(アダプティブ コミュニケーション環境)はRTAPに代わって使われるであろう  CCSはラシヤ、ALMA で使用 ・NGAS(Next GenerationArchive System)  2.2m望遠鏡ドーム内でNGASの試験中。  WideFieldCamera60GB/dayをHD(88GB:将来200GB)にいれてGに送り アーカイブ  データはDVDから全てNGASにいれる (XML&)PYTHONで開発して開発期間が短くて済んだ(2ヶ月で開発)。PYTHONは効率もいい。 ・観測所のISO9001 by GAETANO ANDREONI Head of LaSilla Engineering Department  ISO9001適用に6年をかけてきた Sci,Admin,InfraSt,Software teams  事象報告システム "Remedy" の導入  Documentation Project  1 internal per department  コンサルト採用 $30000  ラシヤの生産性はパラナルより高い (ラシヤの予算は ESO全体の 7% である)内3分の1はインフラ ジャッコーニ談「予算を3分の1に減らしてもアウトプットが2倍になった」  天文学者は1年に1回、エンジニアは4年に1回評価される  コミュニティーは良いサイエンスを望む  天文学者評価にはサイテーションインデックスが良い指標になる  ビジョン: best observatory of the world in the same level of the observatories  例えば、食堂は予算を削減しながら外部からシェフを採用して最高の食堂を作り上げた。 ただし、キーパーソンは高価であり、彼がやめたときに後の人を捜すのは大変である。  現地の人を採用するが仕事の動機付けを重視する。  もしも6望遠鏡を1望遠鏡に減らしてもメンテナンス人員は減らせない  Gift Instrument は観測に常に1人の専任サポートスタッフが必要である(標準化されて いないため)。それ故標準化は必須である。  緊急対処チーム:1エンギニア、1テクニシャン、1メカ二クス、1ディテクター、 1システムアドミン  2%ダウンタイムのうち、4分の1は実際に望遠鏡サイトに行かなければならない問題  ラシヤの技術スタッフ 2 database 3 sys admin (2 unix, 1 windows) 1 leader 12 mech (2 engineers, precision mech, 2 air LN2, drau mech) 6 Instruments (2 cryo, 2 detectors, 2 optics)  100M ユーロ が ESO の年間予算 内7%(6Mユーロ)がラシヤ運営経費 その1/3がインフラ用。 ・3.6m望遠鏡  HARPS project(スイスグループ)装置のコミッショニング中  写真あり、音声録音あり  望遠鏡時間100時間/年で5年間分割り当て。 装置のお金をプロジェクトから出したため。通常は ESO がハードウェアー費用を出し、 開発グループが人件費を負担する。人件費分の GT がもらえる。  ユーザーマニュアルを作成中  コメントはソースコードの中に埋め込む。 コメントのみ取り出してマニュアルに使う  P2PP, BOB の説明および制御室レイアウト確認   14個のスクリーンがある ログ、TCSx2、AG、リアルタイムブラウザーSkycat、 HARP, HARP Skycat, BOB, WeatherMonitor, P2PP and Otherx4 (off-line)  スリット載せは2分半程度で終わる(イテレーション混み、高速読み出し、部分読み出し)  サイエンスフレームは90秒で2Kx2Kを読み出す(低速モード)  クオリティコントロールQC: 第1段は 望遠鏡サイトで画像評価などを行う だ2段はガルヒンで行う。データは CD or DVD にパックされて、観測者に渡す。 ・2.2m望遠鏡、NTTコントロールルーム  3.6m望遠鏡はこのコントロールルームにHARPSコミッショニング終了後に移る  1カ所にまとまっていると観測中にやかましいとの意見がサポートアストロノマーからあった  SPIKEはユーザーがOBをマニュアルで選択するためにNTTではスケジューリングは使わない  試験で使っていたが、NTTソフトがVLTソフトに変わったときにSPIKEは無くなった  サービス観測ではキャリブレーションを含んだ観測の完了条件はサポートアストロノマー 自身が判断する  サービスモードではターゲットが見つからないとその観測はスキップされ、レポートが ガルヒンいく。その後、ガルヒンが観測者にコンタクトする ・観望  マゼラン星雲を見た 2002/2/26 ・3.6m望遠鏡にて Emillio Barrios氏インタビュー Depty Team Leader Science Operation Department about Science Operation  3望遠鏡用に3望遠鏡チーム(1995〜2002/6) 天文学者(1装置に約1人) 全部で6人 NightOperatiors Electric Engineer 1人 Tech 1人  望遠鏡チームは2002年にシングルチームモデルに移項した(ESOスタンダード)。3望遠鏡の 制御ソフトの同一化。  ソフトウェア、エンジニアリング、メカニカルスタッフはエンジニアリングチームへ移動  3.6m望遠鏡には装置が4個、内1個は焦点部、3個はラボでキャリブレーション、 メンテをおこなっている  1人で望遠鏡と装置をオペレーションする  サービスモードの観測操作は???  クラシカルモードでサポートアストロノマーは昼から真夜中までつき合う  サービスモードの方が観測効率が良い  装置交換は月に1回以上。1回の交換で1夜を使うが、トップユニットを交換すると さらに1夜必要  交換時、装置は24時間前に観測床に置き、観測時の温度にならす  トラブルレポートは全てRemedyに入り、翌朝他のスタッフがそれを読んで改修する  サポートアストロノマーは翌日にキャリブレーションデータを取って、観測夜が終わる  オペレータは毎日装置立ち上げ、テストを行う。  ウィークリーテスト:ビルトイン装置試験装置によって行われる。検出器テストをおこ なう専用の表示GUIがある(全自動)  エンジニアリングタイム:6ヶ月ごとに時間が割り当てられるので、ガルヒンにエンジニア リングリクエストをする  ランチの後にはデイリーミーティング。何もなければミーティングもなし。  ウィークリーミーティング(毎水曜日午後)ではディリーレポートのまとめのレポートを作る。 また、人員交代の1−2時間のオーバーラップも兼ねる  ナイトシフトは日没から日の出まで(太陽高度-12度)  デイシフトスタッフは8時から  望遠鏡装置オペレータは全てチリ人  標準労働時間は週48時間。  1週間オン、1週間オフ、ナイトシフトは20%高い給料、月に1週間がナイトシフト、 ナイトシフトとデイシフトは1回交代 ・トレーニング:  第1週:コントロールパネル、フロー、コマンド等の一般トレーニング  第2週:TCS(昼から夜中までのシフト)  早いときは1ヶ月で望遠鏡のセットアップ等が可能だが、通常3ヶ月から6ヶ月程度かかる。  装置はラボにあるときにトレーニングをする  その後セルフトレーニング  トレーニングではいくつかのゴール、チェックポイントが用意されている。  Remedyはinternal WWWから読める ・Jorge氏へのインタビュー 14:00−  VXworksがVME上でシミュレータとして動いていた   CPU: M68K & PowerPC  ESOは(Realtime)Linuxに移行を計画  ソフトウェア構造 ---------------------------------------------------------- Application Layer ICB(Instrument Control Base), TCS, DCS ---------------------------------------------------------- CCS Layer ---------------------------------------------------------- GNUtool | VXworks | RTAP ----------------------------------------------------------  特定ディレクトリ構造はフィックスされている $VLT_ROOT(CCSがある) $INT_ROOT(これはマネージャが変更可能)  共有ライブラリは$VLT_ROOTに置く  共有ライブラリは年に2回アップグレード  共有ライブラリのソースコードサイズは不明  CMM(サーバ@Garching)でバージョン管理をしているが、ALMAではCVS(サーバ@Garching)に 移行(CVSはソフト業界に広まっているため:フリープラグイン等が多い)  共有ライブラリはソースコードとディレクトリ構造を込みで公開されている  ALMAではRTAP(RealTimeOS)からACSへ移行(ACSはALMA Common Software:CORBA, TclTK, Perl, Eclipse, etc.)  ソース、テストモジュール、ドキュメントは同時に公開される。また並行して開発されている。 ・ソフト開発(Phase)について 1. UserRequirementPhase : UseCase Analysis (Rational Rose) 2. PDR : UseCase Analysis + Prototyping + StartDocumentation + Simulator 3. FDR : Final Code + User,Maintenance Manual + Simulator 4. Commissioning : PreFinalAcceptanceTest, PreComissioning + Simulator 5. FinalAcceptance + Simulator ・トレーニング  新しい人のトレーニングは6ヶ月、ただし、賢い人は3ヶ月から働き始める  ソフトウェア開発者は1年に1度はトレーニングを受ける  ESOソフト開発者は70人程度ガルヒンに居る(100%開発)  LaSillaでは6人(最低ライン)ソフト開発者がいるが、全部で8〜10人程度欲しい  2チームで2シフト(各3人)  外部ソフト開発者は標準 RequirementProcess を使わなければならない  ALMAには Rational Rose, UML のヘビーユーザー(エクスパート)がいる  1人の開発者は1つのプロジェクトで閉じるべき  DFS(Data Flow Software)はP2PPを含んだ(CCSの)外部パッケージである  BOB(Broker of Object Block)はCCSに含まれる ・資料2つ入手 http://www.eso.org/Projects/VLT/SW-DEV http://www.eso.org:8082/development/computing ・Anton Schemrl氏インタビュー 17:00- LaSilla Data Handling Administrator  プロセスフロー  データアーカイブでは DVD がガルヒンに送られる  生データのみラシヤ及びガルヒンでアーカイブされる。  データはガルヒンから観測者に送付される  データ転送は簡単な接続が可能なので rcp(rhost) を用いて行っている。   Sybase データベースはラシヤとガルヒンでレプリケーションされる  データは1年後に公開  データはパイプラインを通して Virtual Observatory に使われる  キャリブレーションの完結チェックはオンラインではなく、オフライン。  まだ開発フェーズのようである。 Original: G. Kosugi Revised: T.Sasaki