2002/2/27 ラシヤから(2時間)ラセレナ経由でCTIOへ移動(さらに1時間30分) ・SOAR(SOuthern Astrophysical Research (SOAR) Telescope) at Pachon/CTIO German Schumacher: Responsive person of SOAR software Michael Ashe: LabView Expert : Contractor SOAR  計算機は入れ物は違うが中身は同じマザーボードをいれている  制御計算機には Realtime Linux と通常 Linux、Windows2000 が使われている  インターフェースはLabView通信ライブラリが使われている  Pat Wallace カーネルは RealTime Linux で動く(Pentium3 1GHz)  GUI, EnvironmentPC, Dome PC, Logger, General PC あり.  光学系制御、ガイダー、波面センサーのPCは未導入。  ソケットでTCSとローカル系の通信はおこなわれる  コントラクターには共通インターフェースを使うことをコントラクターに求めた(すばる のツールキットの報告が参考になった) リアルタイムとしては、メキシコで開発されイタリアで拡張された free soft の RTAI を 用いている。Intel PCが使用できるので、RTAI は VxWorks より早い。  ローカル系:Az,ElモーターコントロールはVerTex(QNXが走っている)でなされる。 VerTex(QNX) へは、TCS(リアルタイム Linux)上の Wallace kernel から 50 ms ごとに 駆動コマンド(時刻と位置情報)が送られる。  OPTO22(B3000-ENET)は計算機からコマンドを受け取り、デバイスを制御し、完了時に 簡易ステータスを計算機に返す  システム上で共有メモリーは使わない  8個のOPTO22がSOARにある  OPTO22はWebベースで制御可能  RT Linux 上では架台コントロール、ローテータ等の機能がある  TCSが1秒ごとに詳細ステータスを要求する コマンドアンサーには望遠鏡位置が含まれる。 ・望遠鏡  5焦点内3ベントカセグレン、2ナスミス  ベントカセグレンではローテータはない  ナスミスではインストゥルメントローテータをつかう  120アクチュエータ  M2はヘクサポッドで、フォーカスとコマ補正に用いる  M3はフォーカス選択とティップティルトに用いる  M1制御サイクルは7分  ドームファンは正・逆送風可能 ・LabView  LabView は GUI を作る強力なツールである。SOAR のほぼ全ての GUI は LabView で 作られている  SOAR の機能は LabView で実現されている  LabView のパフォーマンスは C と同等の性能がある。コンパイル可能。  TCS で LabView が走っていて、LabView が走っている他の端末で TCS のGUI(LabView) が見える  リモート観測にも拡張されている  LabView は他のアプリケーション、パッケージ等を利用しやすい  LabView はMacintosh, Windows, Linux, Solarisで使用可能。  コネクションも LabView で可能。VNC もインプリメント可能  リモートでのイメージ表示では jpeg2000 を使ってイメージ圧縮を行う。 元画像 20MB -> 圧縮画像 200KB  興味のある部分のみ選択して、拡大して圧縮してリモートで表示できる CCD制御は LabView 上の ArcView. KDE デスクトップが RedHat 7.3で使用、LabView 6.1 (Latest Version)。  トレーニングには6ヶ月程度かかる  LabView使いは、6-7人のエレキ/プログラマーが CTIO にいる。  LabView Application は SORT, HET, Caltech Instrumentation at Palomar, NASA, Solar Telescope, Nobeyama(10m Interferometer)  更に、アメリカ海軍の潜水艦等でも使っている ・開発  CTIOには 6-7 人の LabView Programmersがいるが、Mr.Asheが教育した。  SOARグループは98年からGUIツールを探していたが、LabViewは良い  99年から実際のプログラミングを開始(ツーソンにて2年間)  2コントラクター(Pat Wallace氏 と Ashe氏)。Ashe氏は TCS logic とGUI。  2〜3年の開発期間(ドーム、環境センサーのコード再作成を含む)。Cでコーディング するよりも4倍早いとのこと。  OPEX(Observation Preparation eXecution) を作成中で、そのひな形としてGemini の ツールが良いようだ  観測準備ツールとしては Gemini ツールがよいが、観測手順がフィックスしすぎている ため実行ツールとしてはあまり好ましくないようだ。  Gemini 観測ツールは ESO の観測ツールをベースに改良した物だ  SOAR では ESO の観測ツールのアイデアのみを利用するつもりである ・リモート観測  リモート観測では2人がサイトでオペレーションサポートを行う  キュースケジュールの GUI があった  観測にはあらかじめ手順書等を用意させる  SOLIS はすばるツールキットをモデルにした通信ツール(分散コンピューティング環境?) を開発したが、SOAR では使われない。 ・EPICS  EPICS を使う場合には Expert が必要( KECKにはエクスパートが居たが、Gemini には いないためかなり開発が大変)  EPICSはもともと高エネルギー関係で使われていた。EPICS は CAMAC クレート用に作られ ていて IO, Driver と共に提供されている ・LabView コード  SOAR の関係者間では LabView で開発したプログラムを自由に利用できる  外部に有料。Ashe氏は新しい顧客を捜している。すばるの鈴木氏はSPIEで Ashe氏に コンタクトしたそうだ。 ・データ保存、解析  SOAR で取られたデータはツーソンに2週間以内に送られる  SOAR サイトではデータは2週間分しか置けない  DataProduct はツーソンでパイプラインで作られる  3xOC3 144Mbps SOAR - LaSerena  外部とは LaSerena からインターネット2(10Mbps)に接続 ・開発費  開発総額は US$28M (架台が非常に安かった:US$3M )  ソフトウェア開発コスト US$150K  LabView パッケージは US$4000。 ・CTIOスタッフ  夜間は1望遠鏡オペレータと1サイエンティスト  全部で4人の CTIO 望遠鏡オペレータがいる(2シフト)  SOARのオペレーションは CTIO のオペレーションシフトに組み込まれる  デイシフト:  4 エレクトリックエンジニア、  3 エレクトリックテクニシャン、  2 装置スペシャリスト、  5 ソフトウェアエンジニア(Ashe氏含む)  3 システムアドミニストレータ(2 Linux, 1 Window)、  3 ドラフトマン、  2 メカニックエンジニア  6 マシンオペレータ、  2 サイエンティスト for Technical、 10 スタッフアストロノマー、  2 ダイレクター  セクレタリーとダイレクターのみがDedicated person 2002/2/27 SOAR 見学後夕方から CTIO Blanco 4m 見学 ・Blanco Telescope in CTIO  Tim Abbott : Telescope Administrator (Scientist in charge of the Telescope)  + 1 software person  1974に完成  1996,1997に制御系改修  SOAR に人を取られているため、現在は非常に限られた人数で改修等を行っている  VXworks on VMEボードコンピュータ Huricon (Germannが作成したソフトが走っている) でコントロール  CAMACを使っているようだ  TCS は100ms周期でコントロールされる  コントロールルームでは望遠鏡オペレータ用スペースと観測者・サポートサイエンティスト スペースとに分かれている  どちらのスペースにも望遠鏡 GUI と装置 GUI が置いてある  Support Astronomer が装置制御をするが、SA が帰った後は観測者が制御する。  Blanco ミラーサポートが3個はずれた。更にはずれたようだ  ドームシャッターが操作不可状態だった ・Dr. Tim Abbott への追加 Q/A(CTIO訪問後のQ/A) Q1. オペレータの典型的なシフトは? A1. 1週間の勤務のあと、1週間の休み。 Q2. それぞれのオペレータは、割り当てられた望遠鏡があるか、それとも    複数の望遠鏡を操作するか? A2. 複数の望遠鏡を操作する。ただし、その人の能力による。 Q3. オペレータは昼間の仕事が割り当てられているか、もしそうであればそれは    何か? A3. チリの労働法では1日10時間以上の労働を禁じているので、昼間の仕事は   ない。 Q4. 今後(運用について)質問があった場合のコンタクト先は? A4. ティム・アボート、望遠鏡マネージャ/装置サイエンティスト   アリステア・ウォーカ、CTIO副所長 Original: G. Kosugi Revised: T.Sasaki